ガス使用時の心得

1.LPガスを利用するに当たってのポイント

LPガス(プロパンガス)を利用されている県民の皆様に知っておいていただきたい3つのポイント

1.販売店は保安業務をしています!

販売店はLPガスを販売する場合、消費者の皆様が安全にLPガスを利用していただくため、7つの保安業務を実施する義務があります。保安業務は保安機関の登録を受けた者が実施しますが、販売店が保安機関の登録を受けて実施する場合と、販売店から他の保安機関へ委託をして実施する場合があります。

①供給開始時点検・調整

LPガスの供給を開始するときに、設備の点検や調査を行います。

②容器交換時等供給設備点検

容器・圧力調整器、バルブ、供給管などの点検や調整を行います。

③定期供給設備点検(4年に1回以上、設備によって6か月、1年、2年に1回以上)

供給設備のガス漏れ試験などを行います。消費者の皆様の敷地内に入り実施することとなりますが、安全にLPガスを御利用していただくために御協力をお願いします。

④定期消費設備点検(4年に1回以上、地下室は1年に1回以上)

ガス器具や給排気設備などの調査を行います。消費者の皆様の自宅の中に入り実施することとなりますが、安全にLPガスを御利用していただくため、御協力をお願いします。※毎年数多くの危険なホース・燃焼器等が確認されています。

⑤周知(供給開始時および2年に1回以上、設備によって1年に1回以上)

LPガスの使用上の注意などを記載したパンフレット・カレンダー等(周知文)を定期的に配付します。

⑥緊急時対応

消費者の皆様からの災害の発生や、ガスの不具合などの連絡に対して出動し、迅速な措置を行います。

⑦緊急時連絡

消費者の皆様からの災害の発生や、ガスの不具合などの連絡に対して、措置方法等を電話口で助言をしたり、緊急時対応を実施する保安機関への連絡をします。(出動を伴いません。)

2.書面の確認をお願いします!

LPガスを販売する場合、契約書の代わりに法第14条の書面を交付しています。(書面と契約書両方を交わす場合もあります。)
これは、ガス設備の所有者や改善が必要な場合の費用負担、保安業務を行う保安機関の名称や連絡先などが記載されており、大切な書類となっておりますので、必ず、書面にサインか押印をして、大切に保存していただくようお願いします。貰っていない方又は紛失した方は、販売店に確認をして、再交付するようお願いして下さい。

3.LPガスは値段が違います!

LPガスは都市ガス(大口供給を除く)と異なり、値段は認可制ではなく自由価格ですので、販売店によって値段が異なります。
また、値段の計算方法や解約時の清算方法等は、「2 書面の確認をお願いします!」でも御説明した、法第14条の書面や契約書に明記されています。解約時に配管の料金を請求されることもありますので、必ず書面や契約書を確認してください。

 

そのほか、LPガスの基礎知識や、安全に使用していただく方法等については、LPガス安全委員会のホームページをご覧ください。
※このページで標記している「法」とは、「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」をいいます。

 

2.ガス使用時の一酸化炭素中毒防止について(事業者向け)

LPガス(プロパンガス)使用時の一酸化炭素中毒防止について
~LPガスを使用し食品の製造や提供をしている方向け~

全国では、食品工場(パン屋・製麺所等)や業務用厨房(ホテル・食堂等)における一酸化炭素中毒事故が近年多く発生しております。平成23年には13件(死者0人、症者41人)、平成24年は8月時点ですでに4件(死者0人、症者26名)が発生しております。
いずれの事故も、換気が不十分であったため、燃焼器が不完全燃焼を起こして一酸化炭素中毒となったものです。
食品工場や業務用厨房を経営・管理されている方々は、以下の5点に留意して下さるようお願いします。

1.ガス使用時には必ず換気(給気及び排気の両方)を行いましょう。

○換気扇を作動させる。
○窓を開ける。
○ガス設備の給排気筒(えんとつ)を確認する。
(筒内に鳥の巣ができたり、給排気筒出入口に荷物や土砂・積雪等があり給気や排気ができないことがあります。)

2.LPガス使用時には必ず着火を確認し、炎の色や臭いの有無を点検しましょう。

○炎の色を見る。(青が正常な炎です。赤や黄色は不完全燃焼のサインです。)
○もし玉ねぎを腐らせたような臭いがしたら

→火気の使用をすぐにやめましょう。
→電気機器類のスイッチ等には触れないようにしましょう。(火花が出ることがあります)
→窓や扉を大きく開け、ガスを外に逃がしましょう。
→ガスの元栓を閉めましょう。

3.LPガス設備や換気設備は日頃から清掃・点検を行いましょう。

特に台風・地震・積雪時は留意して下さい。
また、停電中等換気設備が作動しない場合は、ガス設備の使用を控え、やむを得ず使用する場合は、窓を開けるなど必要な措置を講じましょう。

4.グリスフィルター(排気時に使用するフィルター)や排気ダクト内の脱臭フィルター等の定期的な清掃・交換を実施しましょう。

5.万一の不完全燃焼に備えて業務用換気警報器を設置することをお勧めします。
(設置についてはLPガス販売店にご相談ください)

 

3.ガス使用時の一酸化炭素中毒防止について(一般消費者向け)

LPガス(プロパンガス)使用時の一酸化炭素中毒防止について
~一般の消費者(一般家庭等)向け~

全国では、一般家庭等におけるLPガスの不完全燃焼による一酸化炭素中毒事故は、減少傾向ではありますが毎年発生しております。
一酸化炭素中毒防止のため、LPガスを利用する際には、下記の事項を守っていただくようお願いします。

1.ガス使用時には必ず換気(給気及び排気の両方)を行いましょう。

○換気扇を作動させる。
○窓を開ける。
○ガス設備の給排気筒(えんとつ)を確認する。
(筒内に鳥の巣ができたり、給排気筒出入口に荷物や土砂・積雪等があり給気や排気ができないことがあります。)

2.LPガス使用時には必ず着火を確認し、炎の色や臭いの有無を点検しましょう。

○炎の色を見る。(青が正常な炎です。赤や黄色は不完全燃焼のサインです。)
○もし玉ねぎを腐らせたような臭いがしたら

→火気の使用をすぐにやめましょう。
→電気機器類のスイッチ等には触れないようにしましょう。(火花が出ることがあります)
→窓や扉を大きく開け、ガスを外に逃がしましょう。
→ガスの元栓を閉めましょう。

3.不完全燃焼防止装置付きの燃焼器具やFF式(強制給排気式)、屋外へ設置するタイプの給湯器・ガス釜等を使用することをお勧めします。

4.定期的にLPガス販売店から配布される周知文書(LPガスの取扱いの注意点などの文書)等をよく読みましょう。

5.万一の不完全燃焼に備えて家庭用ガス警報器を設置することをお勧めします。
(設置についてはLPガス販売店にご相談ください)

 

※一酸化炭素中毒防止の方法等の詳細については下記のホームページを参考にしてください。
経済産業省・高圧ガス保安協会
(パンフレット(PDF形式)が表示されます。)
LPガス安全委員会